「成功しなかったら、
人生はおしまい」
と決め込んでいるの
かもしれないネ。
水木しげる『水木サンの幸福論』(角川文庫)より
人生において、成功するかどうかは大きな問題では無いのかもしれない。
と、言うより
何もやらないでいれば、失敗もしない代わり、成功もしない。
水木さんの言う「成功しなかったら、 人生はおしまい」と決め込んでいる人たちと言うのは、
きっと、失敗したくないからチャレンジもしない人たちに違いない。
売れない漫画家だった水木さんが「ゲゲゲの鬼太郎」で大きな成功を収めたのも、
成功するとか失敗するとかは関係なく、
人一倍、描き続けたからだろう。
成功する確信なんて無かったに違いない。
誰からなんと言われようと、
自分の作品を作り続けたことが、結果として人を動かした。
何もせずに後悔するくらいなら、やって後悔した方がずっとまし。
失敗ばかりの人生だって、
そう悪い物でも無いだろう。
失敗もしない代わり、何もチャレンジもしなかった人生は
きっと後悔と淋しさだけ残るのでは無いか。
あなたは、どちらを選ぶ?