TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第2作


TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』第2作シリーズ

1971年/全45話。

第1作から2年後の製作。スタッフ・キャストはほぼそのままでカラー作品となり、高視聴率番組となりました。

1作目の続編という位置づけであることからエピソードのリメイクは行われていません。

そのため他の水木しげる作品からの転用が全体の約半分を占めることとなりました。これは原作のストック不足に対応して前作の末期から既に行われていた手法でもあります。

それらの作品はもともと単体で物語が完結しているため鬼太郎がストーリーに介入する余地が少なく、「正義の鬼太郎が悪い妖怪をやっつける」という子供番組としてのコンセプトから外れて鬼太郎が単なる傍観者で終わってしまうことなどが続出することとなりました。

その反面、本来水木しげる作品が持っていたピュアなエッセンスの忠実な映像化に成功したとも言えます。
原作の意図をよく理解したスタッフの手により当時の風俗や世相などを取り入れ、風刺やアイロニー、人間の業の深さなどが描かれ、他のシリーズには見受けられない強いメッセージ性と独特の深い味わいを持ったシリーズとなっています。

このためこの第2作シリーズは今なおファンの評価は高いのです。


白黒作品だったため再放送の少なかった1作目と違い、2作目は夏休みの子供向けアニメの定番としてその後何度も再放送され、リアルタイムでない世代のファンも多く生み出すこととなりました。

本放送中の再放送
第2作シリーズは、1971年10月7日から1972年9月28日までの毎週木曜日に52週放送されましたが、1972年3月16日に第2話「妖怪反物」、1972年5月18日に第6話「死人つき」、1972年6月8日に第10話「アンコールワットの亡霊」、1972年7月6日に第15話「牛鬼」、1972年8月3日に第23話「逆餅殺し」、1972年8月31日に第8話「マンモスフラワー」、1972年9月14日に第22話「地獄の水」の再放送があるため、製作されたのは45話です。

2作目サブタイトル
第1話・妖怪復活:「泥田坊」
第2話・妖怪反物                  
第3話・妖怪大裁判
第4話・雨降り天狗
第5話・あしまがり:「妖怪花」
第6話・死人つき:『異形の者』+『死人つき』
第7話・猫又:『猫又の恋』
第8話・マンモスフラワー:『マンモスフラワー』
第9話・髪さま:「髪の毛大戦」
第10話・アンコールワットの亡霊:『アンコールワットの女』
第11話・土ころび
第12話・やまたのおろち:『やまたのおろち』
第13話・かまぼこ
第14話・怪自動車:『妖怪自動車』
第15話・牛鬼
第16話・南からの招き:『南からの招き』
第17話・縁切り虫:『縁切り虫』
第18話・幸福という名の怪物:『幸福という名の怪物』
第19話・釜鳴り
第20話・ふくろさげ
第21話・心配屋:『心配屋』
第22話・地獄の水:『地獄の水』
第23話・逆餅殺し
再放送・妖怪反物
第24話・傘ばけ
第25話・まぼろしの汽車
第26話・大首
第27話・いやみ
第28話・あかなめ
第29話・ダイダラボッチ
第30話・死神
第31話・赤舌
再放送・死人つき
第32話・目目連 
第33話・悪魔ブエル
再放送・アンコールワットの亡霊
第34話・死神とサトリ:『ねたみ』
第35話・イースター島奇談:『イースター島奇談』
第36話・妖怪屋敷:『妖怪屋敷』
再放送・牛鬼
第37話・地相眼:『地相眼』
第38話・隠れ里の死神:『蒸発』
第39話・妖怪水車:『妖怪水車』
再放送・逆餅殺し
第40話・原始さん:『原始さん』
第41話・霊形手術:『霊形手術』
第42話・死神と貧乏神:『枯れ葉』
再放送・マンモスフラワー
第43話・足跡の怪:『足跡の怪』
再放送・地獄の水
第44話・雨神ユムチャック:『雨神ユムチャック』
第45話・死神のノルマ:『涙ののるま』

『』内に書かれているのは原作・原案が鬼太郎以外の場合の元の作品のタイトルです。
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